# 車で遠出した先での未知との遭遇|柵越しに馬を見たサラがフリーズした日
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– バージョン: v1.1.0(B群反映:観光牧場・5歳・1メートル・牛とロバFAQ・遠出チェックリスト)
– 作成日: 2026-07-03
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当サイトは、筆者夫婦がコーギー「サラ」と11年間(2009年11月〜2020年12月)共に暮らした実体験をもとに、車で遠出した先で初めて「犬以外の動物」に出会ったサラの様子と私たちの判断を、犬連れの遠出やお出かけに関心がある読者の方向けに整理しています。行動学の専門家ではなく、その場に居合わせた飼い主が見たままを記録しています。
本記事は2026年6月時点の情報です。
コーギーとの暮らしの中で、思いがけず犬以外の動物と出会う場面があります。我が家のサラは、散歩で会う相手はずっと犬ばかりだった子です。それが車で遠出した先で、初めて馬と対面することになりました。柵越しに馬を見た瞬間、サラは完全にフリーズしていたのです。
この記事では、車で遠出するようになった2010年以降の暮らしと、ある観光牧場での「未知との遭遇」を振り返ります。コーギーと一緒に遠出をしたい方や、犬以外の動物との接触で何に気を配るべきか知りたい方の参考になれば嬉しいです。
✅ この記事でわかること
- 2010年にコンパクトカーを購入してから始まった、サラとの遠出の日々
- 近所の散歩では犬としか出会えなかった、それまでの行動範囲
- 初めて嗅いだ「犬以外の動物」の匂いに、サラがクンクンと反応した瞬間
- 柵越しに馬を見て完全フリーズしたサラと、唸り始めたタイミング
- 無理に近づけなかった理由と、しばらく待ったら慣れていった様子
車で遠出するようになった頃|2010年のコンパクトカー購入と遠出の始まり
サラを迎えた翌年、2010年に我が家ではコンパクトカーを購入しました。一番の目的は、サラと一緒に遠くまで出かけられるようにすることです。それまで近所の公園での散歩が中心だった生活が、車を手に入れたことで一気に広がっていきました。
サラと遠出するために、2010年にコンパクトカーを購入した
コンパクトカーを選んだ理由は、街乗りと遠出のバランスが取りやすかったからです。サラと出かける際には、後部座席にクッションを敷いて、揺れを少しでも吸収できるようにしていました。コーギーは胴長短足の体型で、長時間同じ姿勢になると腰への負担が出やすい傾向があるとも言われています。我が家のサラの場合は、短い休憩を挟みながら走るスタイルに自然と落ち着いていきました。
私たちが車の購入を決めたのは、サラの行動範囲を「近所」だけに閉じ込めたくなかったからです。コーギーは運動量が必要な犬種だと事前に調べていましたし、いろいろな景色や匂いに触れる時間が、サラの世界を広げてくれると思っていました。本来は徒歩や電車でも遠出はできますが、犬連れだと制約も多くなります。私の場合は、行動の前に必要なものを揃えておきたい性格もあって、車を持つことを「準備の延長」として整理しました。サラが助手席側からこちらを見上げる顔を思い出すと、あの判断は間違っていなかったと、今でも思っています。
遠出の行き先は、ドッグランや観光できる公園が中心だった
車を購入してからの遠出の行き先は、犬と一緒に入れるドッグランや、広く散歩ができる観光向けの公園が中心でした。週末になると、地図を眺めながら「次はどこに行こうか」と相談する時間が増えていったのです。サラは新しい場所に着くと、まずは一通り匂いを嗅いで状況を把握するタイプで、慣れてしまえば落ち着いて歩ける子でした。
それまで会ったことのある動物は「犬」だけだった
遠出を始める前のサラの世界には、近所の散歩で会う犬たちしかいませんでした。コーギー、他の犬種、大きい子も小さい子もいましたが、出会う相手は基本的にずっと犬だったのです。
サラの「相手の動物に挨拶する型」は犬相手にできあがっていた
サラが犬見知りをせず、自分から挨拶に行く子だったことはイタリアングレーハウンドの親友の記事で書いたとおりです。毎日の散歩で犬同士の挨拶(お互いのお尻の匂いを嗅ぎ合う、あの自然な作法)を繰り返すうちに、サラの中では「他の動物に会ったら、まず匂いから確認する。安心できれば近づき、警戒すべきなら少し距離を取る」という型のようなものが自然に身についていったように見えました。ただし、その型はあくまで「相手が犬」という前提の上に成り立っていたのだと、後から気づくことになります。
初めて嗅いだ「犬以外の動物」の匂い|クンクンから馬小屋へ
車で遠出をするようになり、何度か通った先の中に、馬がいる観光牧場がありました。サラが5歳くらいの頃、我が家がそこに立ち寄ったのは、いつもの散歩の延長のような感覚でしたが、サラにとっては大きな転機の場所になったのです。
遠出先の観光牧場で、初めて犬以外の動物の匂いを感じた
その公園に車で着いて、いつものようにサラと一緒に歩き始めたときのことです。サラはふと立ち止まり、いつもの散歩のときとは違う様子で、鼻を高く上げてあたりの空気を嗅ぎ始めました。それまでの散歩では出会ったことのない匂いを、空気の中から感じ取っていたのだと思います。私はその時点では「いつもと違う場所だから興味津々なんだな」程度にしか考えていませんでした。
サラが空気を嗅いでいる姿を見て、私は妙な懐かしさのような気持ちになりました。サラが初めて我が家に来た日も、玄関で同じように鼻を高く上げて、新しい環境の匂いを確かめていたのです。動物にとって匂いは情報の入り口で、目で見るより先に世界を理解する手段なのだと、改めて思い出したような場面でした。サラのこの慎重なステップを、私はあのとき無理に飛ばさずにいられたのが、今振り返ってよかったと思っています。
最初はクンクン、鼻で慎重に嗅ぎ続けていた
サラはその場で動きを止めて、しばらくの間、鼻でクンクンと匂いを嗅ぎ続けていました。リードを引いて先へ進めようとしても、すぐには動こうとしません。サラ自身が、目に見えないところから流れてくる匂いを、まず自分の中で整理しようとしていたのだろうと感じます。私のサラは、慣れない場面に出会うとまず立ち止まる慎重なタイプだったので、その様子は私にとっても見慣れた反応でした。
だんだん、匂いの方角へ歩き出して馬小屋に近づいた

しばらく嗅ぎ続けたあと、サラは少しずつ匂いの方角へ歩き出しました。リードを引いていたのは私の方だったのですが、サラ自身が「あの方向に何かがある」と確信したような足取りだったのを覚えています。匂いを辿っていった先にあったのが、牧場の一角に設けられていた馬小屋でした。サラにとっては生まれて初めて目にする馬の住まいです。
💡 ポイント
犬は嗅覚で世界を把握する動物だと言われています。初めての場所では、まず匂いを嗅ぐ時間を十分に取ってあげることで、犬自身が状況を整理しやすくなります。リードを引いて急がせるよりも、犬のペースで匂いを確認する時間を尊重する視点が、私の場合は遠出の安心につながりました。
柵越しに馬を見たサラのフリーズ|未知との遭遇
馬小屋に近づくにつれて、サラの様子は明らかに変わっていきました。鼻でのんびり嗅ぎ回っていた姿が消えて、ピタッと足が止まったのです。柵の向こうに馬の姿が見えた瞬間でした。
柵越しに馬を初めて見た瞬間、完全にフリーズしていた

馬小屋の柵の前にたどり着き、その向こうに馬の姿を見つけたサラは、完全にフリーズしていました。耳もしっぽも動かず、視線だけが馬の方にじっと向けられて、足が地面に張り付いたように動かなくなったのです。我が家のサラはふだん、初めての場所でも好奇心を先に出すタイプでしたが、この時の固まり方はそれまで見たことがないものでした。サラにとってまさに「未知との遭遇」だったのだろうと、今でも思います。
あの瞬間のサラの目を見て、私は自分の中で慌てていた気持ちが少し落ち着いていきました。サラは怖がっているというより、目の前にある存在をどう理解していいかわからずに、必死で考えているように見えたのです。私のサラはもともと観察してから判断するタイプの子で、未知のものに出会ったときは、まず動きを止めて状況を整理する癖がありました。柵越しに馬を見るサラの姿は、その癖がそのまま現れた瞬間だったのだと、振り返って気づきました。
体型のスケールが違いすぎて、サラの脳が処理できていなかった様子
サラがそこまでフリーズした背景には、馬という動物の体型のスケールが、それまで出会ってきた犬とはまったく違っていたことがあるのだと思います。胴長短足のサラから見た馬は、目線の高さも体の大きさも、これまで挨拶してきたどの犬とも違う相手です。動物として近い種類かどうか以前に、サラの中の「動物の標準サイズ」をはるかに超える存在だったのだろうと感じます。
大丈夫だよと声を掛けながら、馬のいる柵まで連れて行った
固まっているサラを見て、私は無理に近づけるべきか、それとも一度離れるか、頭の中で少し迷いました。最終的に、私は「大丈夫だよ」と声を掛けながら、サラのペースに合わせて、ゆっくり柵の方へ一緒に歩いていく選択をしたのです。馬は柵の向こう側にいて、直接接触する危険はないと判断できる距離感だったため、サラに「見るだけなら安全だ」という体験をしてもらえればという気持ちでした。声のトーンはふだんと同じくらい穏やかに、サラの呼吸を乱さないように意識していました。
唸って警戒モードに入ったサラ|無理に近づけなかった私の判断
柵までゆっくり一緒に歩いていったところまでは順調だったのですが、馬との距離が近づくにつれて、サラの様子が再び変わっていきました。今度はフリーズではなく、警戒の方へ振れていったのです。
柵の近くまで来たら、サラが小さく唸り始めた
柵越しに1メートルほどの距離まで来たとき、サラは小さく唸り始めました。低い声で、相手の馬に向かって「ここから先は来ないでほしい」と伝えているような唸り方です。我が家のサラがふだん他の犬と挨拶するときには絶対に出さない声で、私の中でも「これはもう警戒モードに入った」と判断するサインになりました。サラなりに、自分の身を守る姿勢を取ろうとしていたのだと思います。
これ以上は怖がると思って、無理に近づけなかった
サラが唸り始めた瞬間、私はそれ以上柵に近づけるのをやめました。ここで無理に近づけたら、サラの中で「馬は怖い相手だ」という記憶が強く残ってしまう。せっかくの遠出の体験が、嫌な思い出に変わってしまうかもしれないと考えたからです。私の場合は、行動の前にリスクを見積もる癖があるので、サラのサインが少しでも強くなったタイミングで一度引くという判断は、いつもの選択でもありました。リードを少しだけ手前に戻して、サラが落ち着ける位置で立ち止まる形にしたのです。
あのとき私が無理をしなかったのは、サラがその後も遠出を楽しめる子であってほしかったからだと、今になって言葉にできます。一度の体験で「未知の動物は怖い」と学習してしまうと、その後の遠出のたびに緊張する子になってしまうかもしれない。それはサラ本人にとっても、私たちにとってもつらい未来です。私は「今日は柵越しに見られただけで十分」と心の中で線を引きました。これはあくまで私のサラの場合の判断で、すべてのコーギーに同じ対応がベストとは限らない、というのも正直なところです。
⚠️ 注意
犬を他の動物と接触させる際の判断は、犬の個体差・性格・健康状態によって最適解が大きく変わります。フリーズや唸りなどの警戒サインが見られたら、無理に距離を縮めず、犬のペースで離れることを優先してください。接触後に体調変化や行動変化が続く場合は、自己判断で様子を見るのではなく、かかりつけの獣医師に相談することをおすすめします。
遠出先での「動物との距離感」をその場で判断する大切さ
あの公園での経験を通して、私は遠出先での動物との距離感は、その場の犬の反応を見ながら判断するしかないと改めて感じました。事前にどれだけ調べていても、目の前のサラがフリーズするか、近づこうとするかは、その瞬間にしかわかりません。我が家のサラの場合は、警戒サインが出た時点で一度引くという判断軸を持っておくことで、無理のない距離感を作ることができました。これから遠出を計画される方には、引く勇気を最初から自分の中に持っておくことをおすすめします。
遠出先での動物遭遇時の判断軸まとめ
同じ場面に出会った方が使えるように、私が当時意識していた判断軸を表に整理します。
| サラの反応 | 私の判断 | 次の一歩 |
|---|---|---|
| 鼻でクンクン嗅いでいる | 情報収集中・落ち着いている | サラのペースで自由に歩かせる |
| 立ち止まってフリーズ | 未知の対象を処理中 | 声を掛けて安心させる・急がない |
| しっぽが下がる・耳が後ろへ | 不安サイン・距離を見直す | 一度立ち止まり、近づけない |
| 小さく唸り始めた | 警戒モード・自衛サイン | それ以上近づけず、距離を取る |
| 少しずつ落ち着いてくる | 慣れの段階に入った | 同じ距離のままじっと見守る |
しばらく待ったら慣れたのか、馬をじっと見ていた
柵の手前で唸り始めたサラを、私たちはそのまま離れた位置でしばらく見守っていました。慌てて場所を変えず、サラ自身が落ち着くまでの時間を、ゆっくり待つことにしたのです。
しばらくすると、唸ることが無くなっていった
柵から少し離れた位置で立ち止まり、数分ほど経った頃でしょうか。サラの唸り声は、いつの間にか聞こえなくなっていました。馬の存在に少しずつ慣れていったのか、あるいは「この距離なら近づいてこない相手だ」と理解できたのか、はっきりとはわかりません。私のサラはもともと、状況を整理するための時間が必要なタイプの子だったので、待つことそのものが、サラにとっての安心づくりだったのだろうと感じます。
未知との遭遇を、じっと見て理解しようとしていた
唸らなくなったサラは、その後も柵の向こうの馬を、じっと見つめていました。今度はフリーズではなく、観察しているような目つきです。私の場合は、その様子を見ていて、サラなりに「未知との遭遇」を整理しようとしているのだと感じました。生まれて初めて目にする動物を、自分のペースで理解しようとする姿は、人間でいえば博物館の展示を熱心に眺めている表情に近いものがありました。サラは怖がる対象を、自分の中で「知っているもの」に変えていく時間を、自分で作っていたのだと思います。
遠出先での新しい体験は、犬の世界を少しずつ広げてくれる
あの日の出来事を振り返ると、車で遠出するようになって、サラが犬以外の動物と出会えるようになったこと自体が、サラの世界を広げてくれた経験だったのだと感じます。怖がる場面もあれば、落ち着いて見守れる場面もある。そのすべてを通して、サラの中の「世界の地図」が少しずつ大きくなっていったように思うのです。これから遠出を始める方には、新しい体験のたびに、犬のペースを尊重する視点を持ってほしいと感じています。
我が家の「犬連れ遠出」持ち物・準備チェックリスト
この日の経験も踏まえて、我が家が遠出のたびに確認していた準備を一覧にしておきます。
📋 犬連れ遠出の持ち物・準備チェックリスト
- ☐ 短めのリード(動物のいる場所では距離を一定に保てるものが安心)
- ☐ 犬の好きなおやつ少量(フリーズや警戒時に意識を向け直す手段)
- ☐ 出発前に、行き先近くの動物病院の場所を確認
- ☐ 移動は1〜2時間に一度休憩し、外で軽く歩く時間を作る
- ☐ 車内の温度管理(夏場はエアコンを切らない)
よくある質問(遠出と犬以外の動物編・実体験ベースのQ&A)
コーギーと一緒に遠出するときに、車で気をつけたことはありますか
我が家では、2010年にコンパクトカーを購入してからサラとの遠出を始めました。気をつけていたのは、長時間の移動を避けて、こまめに休憩を挟むことです。コーギーは胴長短足の体型で、長時間同じ姿勢でいると腰に負担がかかりやすい傾向があるとも言われています。私のサラの場合は、1〜2時間に一度は車を止めて、外で軽く歩く時間を作るようにしていました。車内の温度管理にも気を配り、夏場はエアコンを切らないようにしていたのを覚えています。あくまで一つの事例として参考にしてください。
初めての動物に会わせるとき、どんなサインを見ていましたか
私のサラの場合は、まずは鼻でクンクンと匂いを嗅ぐ姿勢が、最初の落ち着いた状態のサインでした。そこからフリーズ、しっぽが下がる、耳が後ろへ寝る、小さく唸る、と段階的にサインが変化していきます。私は唸り始めた時点で「これ以上は近づけない」と判断するようにしていました。サインの読み方は犬それぞれですし、個体差があります。我が家のサラの場合は、唸るのが一番わかりやすい警戒サインだったので、そこを目安にしていました。判断に迷う場合は、かかりつけの獣医師や、犬の行動に詳しい専門家に相談する選択肢もあります。
柵越しに馬を見て怖がった子は、その後に馬が苦手になったりしますか
我が家のサラの場合は、その後に同じような場所へ何度か遠出しましたが、馬を見るたびに完全フリーズするということはありませんでした。最初の遭遇で「柵越しなら近づいてこない」という経験ができたことが、サラの中で安心の手がかりになったのかもしれません。とはいえ、犬の記憶は個体差が大きく、一度の経験で苦手になる子もいれば、私のサラのように観察対象として理解していく子もいます。すべてのコーギーが同じ反応をするとは限らない、というのが正直なところです。
馬のほかにも、驚いて固まった動物はいましたか
我が家のサラの場合、馬のほかに驚いて固まった動物は、牛とロバだけでした。いずれも馬と同じく、犬とは体の大きさがまったく違う相手です。個体差はありますが、初めて会う大きな動物のときは、この記事の判断軸のように犬の反応を見ながら距離を決めるのが安心だと感じています。
遠出先で犬以外の動物に会わせるのは、デビュー時期はいつ頃が良いですか
これは犬の性格と社会化の進み具合によって判断が分かれるところです。我が家のサラの場合は、近所の散歩で他の犬との挨拶が落ち着いてできるようになってから、遠出と犬以外の動物との出会いが重なっていきました。私の場合は、近所の犬との交流で社会性の土台を作ったうえで、徐々に行動範囲を広げる順序が安心でした。コーギーの一般的な傾向としても、犬種差より個体差の方が大きい場面だと感じます。デビュー時期に迷う方は、かかりつけの獣医師に相談しながら進めるのがおすすめです。
遠出先での動物トラブルを避けるために、何を準備していましたか
私の場合は、まず短めのリードを持ち歩いていました。動物のいる場所では、長く伸びるリードよりも、サラとの距離を一定に保てる短いリードの方が、咄嗟の判断がしやすかったからです。また、サラの好きなおやつを少量持参し、フリーズや警戒で動けなくなったときに、こちらに意識を向け直してもらう手段として使っていました。万一の体調変化に備えて、遠出先の近くにある動物病院の場所を、出発前にざっと確認しておくこともしていたのを覚えています。準備が一つ増えるだけで、その場での判断の落ち着きが変わると感じています。
まとめ|未知との遭遇は、犬のペースを尊重しながら見守りたい
振り返ってみると、車で遠出するようになって、サラは少しずつ「犬以外の世界」と出会っていきました。柵越しの馬に完全フリーズしたあの日の体験は、私のサラの世界が広がっていく節目の一日だったのだと思います。
これから遠出を計画される方には、犬のペースを尊重しながら、新しい体験を一つひとつ重ねていく時間を、ぜひ楽しんでほしいと感じています。怖がるサインが出たら無理をせず、距離を取る勇気を最初から持っておくと、犬との遠出はもっと安心できる時間になるはずです。
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✅ まとめポイント
- 2010年にコンパクトカーを購入してから、サラと遠出する暮らしが始まった
- 近所の散歩では犬としか出会えなかったサラの行動範囲を、遠出が大きく広げた
- 初めて嗅いだ「犬以外の動物」の匂いに、サラは鼻でクンクンと反応した
- 柵越しに馬を見た瞬間、サラは完全にフリーズしていた
- 柵の近くで唸り始めたタイミングで、無理に近づけない判断をした
- しばらく待ったら唸らなくなり、じっと馬を観察するように変わっていった
- 遠出先での動物遭遇は、犬のペースを尊重して引く勇気を持つのがおすすめ
未知との遭遇は、犬にとっても飼い主にとっても、世界の広がりを実感できる貴重な瞬間です。怖がるサインを大切にしながら、その先の慣れていく時間まで見守れる遠出をしたいと、今でも思っています。

めるる
柵越しに馬を初めて見たサラの、あの固まった姿は今でも鮮明に思い出せます。唸り始めたときに無理に近づけなかった選択は、振り返っても良かったと思える判断でした。怖がるサインを見逃さず、犬のペースに合わせて距離を取る。あの日の経験は、私自身に「待つ勇気」を教えてくれた時間でもあった気がします。これから遠出を始める方の参考になれば嬉しいです。
※犬の行動や体調の個別判断は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。動物病院や獣医療に関する一般的な情報は、公益社団法人日本獣医師会のウェブサイトで公開されています。動物の飼養に関する基本的な考え方は、環境省自然環境局のウェブサイトでも参照できます。犬種ごとの一般的な特徴については、一般社団法人ジャパンケネルクラブでも公開されています。


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