我が家のコーギーの拾い食いは2歳で消えた|道具は足さず、視線と声かけで過ごした

我が家のコーギーの拾い食いは2歳で消えた|道具は足さず、視線と声かけで過ごした しつけ

散歩の途中で、ふっと下を向いて地面の何かを口に入れようとする。我が家のコーギー、サラがそれをやったのは1歳前後のことでした。拾わなくなったのは2歳です。

私に資格はありません。動物病院で働いた経験も、ブリーダーやペットショップの側に立った経験もない、ただの飼い主です。書けるのは、河川敷を毎日歩いていた11年のうち、1歳から2歳にかけての時期に我が家がやっていたことだけです。

同じ場面で困っている方に向けて、次の散歩から試せるところまでを並べます。口に入れた物を飲み込んでしまったあとにどうするかは、獣医療の領域なので扱えません。

本記事は2026年9月時点の記録です。拾い食いへの反応や落ち着く時期には個体差があり、我が家のやり方を勧めるものではありません。

✅ この記事でわかること

  • 拾い食いに気づいた時期と、そのとき何をしたか
  • 道具を足さずに続けた、視線と声かけのやり方
  • 声かけのほかに使っていた、おやつで気を引くという手
  • 咥えて歩くだけの枝と、飲み込もうとする物をどう分けて見ていたか

拾い食いに気づいたのは1歳前後の散歩中だった

我が家のサラが拾い食いをしようとしたのは、1歳前後の散歩中でした。すぐに気がついて注意したので、サラは食べていません。そのあとも何度か同じ場面があり、そのつど注意していました。

何を拾おうとしていたのかは、覚えていません。記録も記憶も残っていないので、ここには書けないままです。残っているのは、口に入る前に気づけたかどうかという一点だけです。

散歩中に見ておくのは、犬の鼻先より少し前の地面です。口に入ってしまってからでは声をかける間がなく、我が家で間に合ったのは、こちらが先に気づけた日だけでした。

道に落ちている物の中には、飲み込むと体に害のあるものが混じります。何を口に入れたのか分からないとき、飲み込んだ疑いがあるときは、自己判断せずかかりつけの動物病院に連絡してください。

時期 サラの様子 私がしていたこと
1歳前後(最初に気づいた日) 散歩中に地面の物を口に入れようとした すぐに気づいて注意した。サラは食べなかった
そのあと数回 同じ場面が何度かあった そのつど注意した
2歳ごろ 拾おうとしなくなった

拾おうとした物の種類、正確な回数、季節は、記録が残っていないため表に入れていません。ここに並べたのはサラ1頭のもので、1年ほどで収まる子ばかりではありません。散歩コースや落ちている物の量によっても、事情は変わります。

道具を足す代わりに、気づいて声をかけるほうを続けた

仕事部屋の椅子の下から、こちらを見上げているコーギーのサラ

拾い食いをやめさせるために、我が家が何かの道具を買い足すことはしませんでした。使っていたのは、こちらの視線と声かけです。散歩に使う首輪やハーネスは別の理由で選んでいて、拾い食い対策として足したものはありません。

やっていたことは単純で、拾おうとした瞬間に気づいて、その場で注意する。それだけです。何度か繰り返すうちに、サラは拾おうとしなくなりました。ただし、注意したから拾わなくなったのかどうかまでは分かりません。時期が来て落ち着いただけかもしれず、そこは切り分けられていません。

道具を買い足す前に、声が届く距離までリードを短く持つところから始めます。手元との距離が離れているほど、気づいてから声をかけるまでが遅れます。

首輪とハーネスをどちらにするかで揉めた話は 犬の首輪とハーネスどっち|両方買って走り方で決めました で書きました。

しゃがんで顔を見て聞くのは、家の中でやっていたことだった

どんな言葉をかけていたかまで記録に残っているのは、散歩中ではなく家の中でのやりとりです。仕事部屋にいると、視線を感じることがあります。目をやると、サラが上目遣いでこちらを見上げている。私はそのたびに、サラのそばにしゃがんで「どうしたの?サラちゃん。なにが言いたいの?」と声をかけ、何を言いたいのかを聞こうとしていました。

拾い食いをやめさせる方法を探していた当時の私は、もっと専用のやり方があるはずだと考えていました。11年ぶんを振り返って残っているのは、しゃがんで顔の高さを合わせ、言いたいことを聞こうとしていた時間のほうです。散歩で気づいて声をかけるのと、家の中でしゃがんで聞くのとでは、やっていたことは違います。家の中で伝わらないと感じる場面があるなら、言葉を増やす前に、しゃがんで高さを合わせてみてください。

おやつで気を引くと、たいていは解決した

おやつで気を引けば、たいていは解決しました。どんな場面で使っていたかまでは、記録に残っていません。何を渡していたかも、この記事では扱いません。

拾おうとした物から引き離すことばかりを考えるより、こちらへ気を向け直すほうが早い場面もあります。おやつはその手のひとつです。

用意できるのは、その子に何が効くのかを一つはっきりさせておくことです。我が家で使っていたのはおやつでしたが、何に反応するかは犬によって違います。ひとつ決まっていれば、慌てて別の手を試さずに済みます。

ただし、渡す量と回数は1日の食事全体に関わります。おやつをどれだけ足してよいかは、かかりつけの獣医師にご相談ください。あわせて、これは拾おうとしている物から気持ちを離すための手であって、拾い食いそのものを直す方法として書いているわけではありません。

咥えて歩く木の枝は、拾い食いと別に見ていた

2歳くらいまでのサラは、散歩のあいだ木の枝を咥えていました。飲み込もうとしているわけではなく、咥えて運んでいるだけです。我が家はこれを拾い食いとは別のものとして見ていて、止めていません。

口に入れて飲み込もうとする物と、咥えて歩くだけの物では、こちらの対応が変わります。飲み込む気配があるかどうかを先に見ると、声をかける場面なのかどうかが決まります。

ただ、枝を咥えさせることを勧めているわけではありません。折れて口の中を傷つけることもあるため、何を咥えているのかは見ておく必要があります。口の中や食べ方に気になる様子があれば、動物病院で確認してください。

自分の体長くらいある枝を、飽きるまで咥えさせて歩いた

短い枝の日もあれば、自分の体長くらいある長い枝を咥えて歩く日もありました。とても楽しそうに咥えているので、我が家は飽きるまでそのまま歩かせていました。

拾い食いには気づいたその場で声をかけていたのに、枝のときだけは何も言わない。同じ口に入っている物なのに、私の側の反応は分かれていました。何を止めて何を止めないのかは、犬が決めているのではなく飼い主が決めているのだと、いま振り返って思います。止める物と止めない物の線を一度言葉にしておくと、その場で迷う時間が減ります。

2歳のころには拾わなくなっていた

拾わなくなったのは2歳のころです。判断の材料は単純で、拾おうとしなくなったから、それだけでした。何かができるようになった日があったわけではなく、気がついたら注意する場面のほうが来なくなっていました。

2歳という時期は、我が家のサラ1頭の話です。もっと早く落ち着く子もいれば、長く続く子もいます。同じ月齢を目安に置かないでください。

⚠️ 注意

拾い食いは、しつけの話であると同時に、飲み込んだあとの健康の話になります。道に落ちている物の中には、飲み込むと中毒や消化管のトラブルにつながるものがあります。

何を口に入れたのか分からないとき、飲み込んだ疑いがあるときは、様子を見ずにかかりつけの動物病院へ連絡してください。ここに書いたのは、口に入る前の場面で我が家がやっていたことだけです。

📋 次の散歩でできること

  • ☐ 犬の鼻先より少し前の地面を見ておく
  • ☐ 口に入る前に気づけたら、その場で名前を呼んで声をかける
  • ☐ 道具を買い足す前に、声が届く距離までリードを短く持つ
  • ☐ こちらへ関心を向け直せるかを、その場で試してみる
  • ☐ 咥えて歩くだけの物と、飲み込もうとする物を分けて見る
  • ☐ 家の中でも、しゃがんで顔の高さを合わせて聞く時間をつくる
  • ☐ 何を口に入れたか分からないときの連絡先(動物病院)を控えておく

声をかけて反応を見てからリードを外した日のことは、ドッグランデビュー|社会化が完了してから連れて行った我が家の判断 にも出てきます。散歩から帰ったあとにやっていたことは 雨・雪・夏|天気別の散歩の装備と、帰宅後にやっていたこと にあります。

✅ まとめポイント

  • 気づいたのは1歳前後の散歩中で、拾わなくなったのは2歳だった
  • 我が家が使ったのは道具ではなく、気づいて声をかけるほうだった
  • 注意したから拾わなくなったのかどうかは、切り分けられていない
  • 咥えて歩くだけの枝は、拾い食いとは別に見ていた
  • 道具を足すかどうかは、口に入る前に気づけているかを何日か見てから決める
  • 飲み込んだ疑いがあるときの判断は、かかりつけの獣医師に

今日の散歩から始められるのは、地面のほうを先に見ておくことと、気づいたその場で名前を呼ぶことの2つです。我が家が気づいたのは1歳前後、拾わなくなったのは2歳でした。そのあいだにやっていたことは、最初の日から最後まで変わっていません。

拾い食いは、飲み込んだあとの話になると獣医療の領域です。ここに書いたのは口に入る前の場面で一飼い主がやっていたことだけで、しつけの専門家や獣医師による助言ではありません。誤飲や中毒が疑われるとき、拾い食いが長く続くときの判断は、かかりつけの獣医師にご相談ください。動物病院の情報は公益社団法人日本獣医師会のサイトにまとまっています。2026年9月時点の記録です。

コメント