おもちゃは音が鳴るかで分かれた|覚えている3つと1回5〜8分

1日の流れと留守番

犬のおもちゃには、遊びの目的に合わせて選ぶという考え方があります。ライオンペットの解説にあるのは、犬が単独で遊ぶ「ひとり遊び用」と、飼い主と「一緒に遊ぶ用」の2つです。買ったのに遊ばない、というときも同じで、渡したのがこの2つのどちらだったのかで話が変わります。我が家のサラで分かれたのは、別の線でした。音が鳴るかどうかです。

サラのおもちゃは、2009年11月から2020年12月までの11年のあいだに買ってきたものです。この記事は、1つ目を買う前と、買ったのに遊ばないときの、両方で使えます。

音が鳴るおもちゃを怖がる犬もいます。サラがそちらへ寄っていったというだけの話なので、最初の1つを音で選ぶ根拠にはなりません。

まずは、メーカー各社と獣医師会が公開している案内を8つ。

何について 公開されている案内 出どころ(2026年9月20日 確認)
大きさ 対象の犬の体型の表記を見る。サイズに合わないおもちゃは、事故の原因となりかねない ペティオ(獣医師監修)
硬さ 硬すぎると逆に歯を傷めてしまうこともある。獣医師の研究から、硬すぎるものは歯が欠けたり折れたりするトラブルが多いと明らかになってきた ライオンペット
遊びの目的 「ひとり遊び用」と「一緒に遊ぶ用」の2つ。ひとり遊び用は犬が単独で遊ぶもので、おやつやフードなどが入れられる知育玩具が代表的 ライオンペット
誤飲 おもちゃは、飲み込まれる物として挙げられている一つ。布や紐、ビニール、木、石なども挙がっており、飲み込むと腸を詰まらせて手術が必要になることがある 公益社団法人 埼玉県獣医師会
劣化の点検 コングの製造元が、自社製品について案内していること。乾いた状態で曲げて、ひび割れや欠けを見る。一口大よりも大きく欠けそうな部分があれば、飲み込むと危険なので取り替える スペクトラム ブランズ ジャパン(KONG 日本総代理店)
子犬に与えるとき 目を離さない。遊び終わったら片づける。常時手の届くところで遊べる状態にすると、子犬はそのおもちゃに飽きてしまう(「子犬におもちゃを与える際の5つの注意点」のうちの2つ) ペティオ
知育玩具で遊んでくれないとき 中の食べもののグレードを少し上げてみる。ドッグフードを入れているなら好きなおやつに変えるなど。ひとり遊び用のおもちゃを使い慣れていないと、警戒したりすぐにあきらめてしまうこともあるようなので、入口付近に入れて難易度を下げてみる ライオンペット
聞こえる音の範囲 犬は個体差もあるが、一般的には約40Hz〜65,000Hz程度。人は約20Hz〜20,000Hz程度といわれている。音が鳴るかどうかで安全性が変わるという公的な基準は見当たらない ペティオ(後段は、出典が見つからなかったことの記録)

音が鳴る2つはよく遊んで、音の鳴らない1つは遊びませんでした

ピンクのゴムボールのそばに座っているコーギーのサラ

11年のあいだで、はっきり覚えているおもちゃは3つです。

おもちゃ どんなものだったか どう遊んでいたか
ピンクのゴムのボール 噛むと音が鳴った。ペットショップで買った 外でも、室内の廊下でも遊んでいた
牛のパペット人形 大人の手が入るくらいの大きさ。音が鳴った。1年ほどもった サラと同じくらいの目線まで下りて、手を入れてじゃれ合った
音の鳴らない人形 音が鳴らないこと以外は残っていない 遊ばなかった

遊んだか遊ばなかったかの境目にあったのは、音でした。それがサラでした。犬が聞き取れる音の範囲は人より広いと紹介されていますが、それがサラの反応の理由だったのかどうかは分かりません。

サラのもので家に残っているのは洋服だけで、ほかは処分したか、仲のよかった犬に譲りました。だから、あのボールと人形がどこの何という商品だったのかは、もう分かりません。よく行っていたのはビバペッツと、ペット専門店のコジマ。ただ、その2店で買ったかどうかまでは残っていません。

音の鳴らない人形は、買ったあとで遊ばないと分かりました

買う前に遊ぶかどうかは分からず、分かったのは渡したあとです。好きだったパペット人形は同じものを買い直し、お気に入りのボールもわざわざ探して買っていました。

上の表にある「知育玩具で遊んでくれないとき」の工夫は、おやつを入れる作りのものに限った話です。我が家の人形はその作りではありませんでした。分け方は一つではないので、次の1つを遊びの目的から選んでみる、というやり方もあります。

ほぼ毎日5〜8分でしたが、シニアになると体力を使う遊びは少なくなりました

牛のパペット人形を抱えて休んでいるコーギーのサラ

おもちゃで遊ぶのはほぼ毎日で、1回あたり5分から8分ほどでした。サラと同じくらいの目線まで下りて、手を入れた人形でじゃれ合う。我が家ではこの遊びを「疑似コギプロ」と呼んでいました。

シニアに入ってからは、走ったりじゃれたりという体力を使う遊びが少なくなりました。遊ばなくなったわけではなく、量が減ったという記録です。

一方で、急な切り返しをさせる遊びはしていませんでした。ブリーダーさんから、腰に負担になると言われていたからです。専門家の裏づけがある話として書いているわけではありません。

家の中でどこまで動かしてよいかは、その子の体つきと間取りで変わります。迷うところは、かかりつけの獣医師に聞いてから決めてください。遊んだあとで、いつもと同じように動けていないと感じたときは、遊びの内容を見直す前に動物病院の予約を取ってください。

おもちゃは、リビングの角に置いた麻のかごに入れていました。25cmくらいの正方形のかごです。片づけるのは来客の前だけで、毎日の習慣にはしていませんでした。

⚠️ 注意

埼玉県獣医師会は、飲み込まれる物の一つとしておもちゃを挙げたうえで、飲み込むと腸を詰まらせ、手術が必要になることがあると注意を呼びかけています。

我が家は、中の綿が見えてきた人形を直さずに捨てていました。飲み込んだら大変だからです。壊れ方によっては直して使えるものもあるので、捨てるかどうかは素材と壊れた場所を見て決めることになります。綿や部品を飲み込んだかもしれない。そう思った時点で、素材や壊れ方を自分で見て考えるのはやめて、かかりつけの動物病院の指示を仰いでください。

📋 音の鳴るおもちゃを1つ渡してみる日に、見ておくこと

  • ☐ まずこれだけ|音が鳴るものと鳴らないものを1つずつ渡して、どちらを持ってくるかを見る
  • ☐ 渡す前に、引っぱると外れる細かい部分がないかを手で確かめる
  • ☐ パッケージにある対象の犬の体型の表記を見て、その子に合うものを選ぶ
  • ☐ よく遊ぶものが出てきたら、同じものがもう一度手に入るかを見ておく
  • ☐ 1回の遊びが何分で終わっているかを、一度だけ時計で測ってみる
  • ☐ 中の綿や部品が見えてきたおもちゃは、その日のうちに片づける
  • ☐ かじる力が強い子に何を渡してよいかは、かかりつけの獣医師に確かめる
  • ☐ 走ったりじゃれたりが減ってきたら、遊びを減らすかどうかを自分で決めずに、次の受診で聞いてみる

音が鳴るものと鳴らないものを1つずつ渡してみると、どちらを持ってくるかが見えます。最初の1つで正解を引く必要はありません。2つ目からの選び方は、そこで決められます。

迎える前に買ったものの一覧は、迎える前に買った持ち物リスト|給水ボトルは即やめ、台は買い足した にあります。その5点におもちゃは入っていません。

服の縫い目と中の綿をいつ点検するかは、雪の日の散歩|サラが風邪を引かないようにユニクロのダウンジャケットを作り変えた に出ています。

家の中で体をどう動かすかについては、胴長短足の腰のために、家の中でやめたこと|11年つづけた4つの習慣 へ回してあります。

どのおもちゃなら安全か、という問いに、この記事は答えていません。ここに並べたのはサラ1頭が実際に触ったものの記録で、特定の商品や購入先を勧めるものではありません。同じおもちゃでも、噛む力の強い子には向かないことがあります。壊れたおもちゃをそのまま使ってよいか、遊びの量を年齢に合わせてどうするかの判断は、かかりつけの獣医師にご相談ください(動物病院は公益社団法人日本獣医師会のサイトから探せます)。上の表の出どころは、誤飲が公益社団法人 埼玉県獣医師会「あ~っ、飲んじゃった!」、対象の体型の表記と子犬への注意点と音の周波数がペティオ、目的による分け方と硬さと知育玩具がライオンペット、ゴムの劣化の見方がスペクトラム ブランズ ジャパンで、いずれも2026年9月20日に確認したものです。手元のおもちゃの対象サイズや素材の表示は、商品のパッケージと各社の公式ページが基準になります。書き出したのは2026年9月です。

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