この記録は2026年9月のものです。何を持って行くかは、その子の体調と行き先の設備で変わります。下の10点は、正解の一覧ではありません。
犬を連れて泊まりに行くとき、鞄に何を入れるか。私が迷ったのはそこでした。2009年から2020年まで11年一緒に暮らしたコーギーのサラと、車で3時間ほどのペット可ペンションへ2泊3日で出かけたことがあり、そのとき持って行ったものが10点あります。この記事はその荷物の中身だけを書きます。宿の探し方も道中の過ごし方も扱いません。獣医師でもトリマーでもなく、旅行を案内する立場でもないので、書けるのは家から何を持ち出したかというところまでです。
✅ この記事でわかること
- 2泊3日のペンションへ持って行った10点の中身
- 接種証明書について覚えていないことと、いま予約するなら宿に何を聞くか
- 家で毎日使っているものから荷造りを始める順番
- 10点を、取り出す場面で3つに分けておく詰め方
- タオルと着替えを日数ぶんに数え直すときの見方
- 抱っこ紐を「荷物」ではなく「移動手段」として数える考え方
2泊3日で持って行ったのは、おしっこシートから抱っこ紐までの10点です
先に一覧を出します。旅行のあいだ、サラのために持ち出したものは次の10点でした。
| # | 持って行ったもの | 済んだら✓ |
|---|---|---|
| 1 | おしっこシート | |
| 2 | サラのベッド | |
| 3 | いつも食べているオリジナルフード | |
| 4 | おやつ | |
| 5 | 外で遊ぶボール | |
| 6 | 首輪 | |
| 7 | 複数枚の洋服 | |
| 8 | 散歩セット | |
| 9 | 散歩後に足を洗って拭くためのタオル | |
| 10 | 抱っこ紐 |
この10点は、我が家がその1回の旅行で持ち出したものです。行き先の設備によっても、その子の体格や年齢によっても、必要なものは変わります。10点そろえれば足りるという一覧ではありません。
どこから手を付けるか迷うなら、家のなかでその子が毎日触れているものから荷造りを始めます。寝る場所、食べるもの、外に出るときの一式。この3つが埋まると、あとは足し算になります。上の10点も、並べ替えればほとんどがその3つに収まります。
詰め終わったら、取り出す場面でもう一度3つに分けます
ここまでは何を入れるかの話ですが、現地で効いてくるのは、どの順番で出せるかのほうです。いま同じ10点をもう一度詰めるなら、私は取り出す場面で分けます。移動中に手が届くところへ置くのが、おやつと抱っこ紐。宿の部屋に入って最初に出すのが、おしっこシート、サラのベッド、いつも食べているオリジナルフード、複数枚の洋服。外へ出るときにまとめて持つのが、外で遊ぶボール、首輪、散歩セット、散歩後に足を洗って拭くためのタオルです。
ベッドとおしっこシートは、部屋に入ったら先に置き場所を決めておきます。どこに敷くかが決まってから残りを広げると、その子の居場所が早く定まりやすくなります。ただ、宿によって床材も間取りも違うので、置ける場所はその都度変わります。決めるのは荷造りの段階ではなく、部屋に入ってからです。
接種証明書は、宿に求められたかも、持って行ったかも覚えていません
10点に入っていないものについて、書いておきます。狂犬病や混合ワクチンの接種証明書は、宿から求められたかどうかも、鞄に入れたかどうかも、覚えていません。予約のときに宿から聞かれたのは犬種と頭数だったと思いますが、これも正確なところは記憶にありません。上の10点は、記憶に残っているものだけで作った一覧です。
これから予約する側なら、宿の案内に証明書の提示について書かれているかを見て、書かれていなければ予約の連絡で聞きます。10点の外に紙を1枚足すかどうかは、宿の答えで決まります。
ワクチンの記録を迎え入れ先から受け取った日のことは、子犬の引き渡し当日にもらったもの|血統書とワクチンの記録、タオルに譲ります。そのあとの接種と証明書のことは、かかりつけの獣医師に尋ねてください。
いつも食べているオリジナルフードは、日数ぶんを家から持ち出します
10点のなかで、いちばん替えのきかないものが食べるものでした。サラのフードは吉岡油糧でオリジナルのものを作ってもらっていました。旅行にもそれを持って行きました。おやつも一緒に入れました。
宿までの距離があるほど、食べるものは現地で買えばいいと考えたくなります。ただ、家にいるときと違って、旅先では合わなかったときに戻れる場所がありません。日数ぶん、少し多めに家から持ち出すところから荷造りを始めます。多めに、というのは移動が延びた日のためです。
⚠️ 注意
サラのフードは体質に合わせて作ってもらったもので、これは我が家の事情での話です。食べ慣れないものへ切り替えるかどうか、切り替えるとしてどう進めるかは、体調や既往によって判断が分かれます。旅行を機に中身を変えることを考えているなら、出発前に、かかりつけの動物病院で相談してください。
食器やマットのように、宿によって用意されているものと、まったくないものがあります。あるものを前提に荷物を減らすなら、予約の段階で何が置いてあるかを確かめておくと、鞄の中身が変わります。
散歩後に足を洗って拭くためのタオルと複数枚の洋服は、日数のぶんだけ多く要ります
外に関わるものとして持って行ったのは、散歩セットと、外で遊ぶボールと、散歩後に足を洗って拭くためのタオルです。首輪と複数枚の洋服も一緒に入れています。
タオルは、自分の家の洗面所が使えない前提で数えます
旅先では、洗う場所も乾かす場所も自分の家とは違います。荷物を詰めながら、家では気にも留めずに使っていた設備の多さに気づきました。タオルが1枚足りないだけで、その日の帰り支度が止まります。宿泊数に、汚れがひどかった日の1回ぶんを足して数えておくと、現地で足りなくなる場面が減ります。
替えの枚数は、その子の汚れ方と、宿で洗えるかどうかで変わります。乾燥機のある宿なら少なくて済みますし、洗えない宿なら日数ぶんそのまま抱えることになります。洋服も同じで、着替えは日数より1枚多く見ておくと、汚した日の翌朝に困りません。
抱っこ紐まで入れましたが、使わなかったものは一つも覚えていません
10点の最後は抱っこ紐です。犬連れの荷物というと寝るものと食べるものに目が行きますが、我が家の鞄には移動そのものを助ける道具が1つ入っていました。
抱っこ紐は、荷物ではなく移動手段として数えます。歩かせられない場所に出たとき、抱えて移動できるかどうかで、その先の予定が変わるからです。ただ、体重を預ける道具なので、使う前に留め具と縫い目を自分の目で確かめてください。適応体重はメーカーの表示で確認できます。抱えた姿勢がその子に合っているか迷うときは、動物病院で相談してください。
そして、持って行ったのに使わなかったものが何だったのかは、一つも覚えていません。旅行から戻って荷物を片づけたとき、使ったものと使わなかったものを分けておかなかったのだと思います。減らす手がかりは、そこで一度なくなりました。
持ち物を減らすきっかけは、出かける前ではなく帰ってきた日にあります。広げた荷物のなかから、触らなかったものだけを別の袋に分けておく。次の荷造りは、その袋を開けるところから始まります。
✅ まとめポイント
- 2泊3日で持ち出したのは10点(おしっこシート/サラのベッド/いつも食べているオリジナルフード/おやつ/外で遊ぶボール/首輪/複数枚の洋服/散歩セット/散歩後に足を洗って拭くためのタオル/抱っこ紐)
- 接種証明書は、宿から求められたかも、持って行ったかも覚えていない。予約のときに聞いておく
- 荷造りは、寝る場所・食べるもの・外に出る一式の3つから始める
- 詰め終わったら、移動中・部屋・外の3つに分け直しておくと、現地で探さずに済む
- 食べるものは日数ぶんを多めに。切り替えを考えるなら出発前に動物病院へ
- タオルと着替えは、宿の設備をあてにせず「日数+1」で数える
- 抱っこ紐は移動手段として数え、使う前に留め具と縫い目を確かめる
- 帰った日に、触らなかったものを別の袋へ分けておく(我が家はこれをやらずに手がかりを失いました)
- 上の10点は我が家の1回ぶんの荷物で、そのまま写せる正解ではありません
その日1回の散歩に何を持って出るかは雨・雪・夏|天気別の散歩の装備と、帰宅後にやっていたこと、迎える前にそもそも何を買ったかは迎える前に買った持ち物リスト|給水ボトルは即やめ、台は買い足した。この記事はその2本のあいだにある、すでに家にあるものをどう持ち出すかという話でした。
持ち物のうち、フードだけはこの記事の手に負えません。書けるのは「いつも食べていたものをそのまま持って行った」というところまでで、食べるものを変える判断や、旅先で食欲が落ちたときの対応は、動物病院の判断にゆだねてください。かかりつけがまだない場合の探し方は、公益社団法人日本獣医師会のサイトが入口になります。フードや用品そのものの仕様については、メーカー各社が公式サイトで公開しています。ここに書いたのは、2026年9月に整理した、サラ1頭ぶんの荷物の記録です。


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