胴長短足の腰のために、家の中でやめたこと|11年つづけた4つの習慣

胴長短足の腰のために、家の中でやめたこと|11年つづけた4つの習慣 毎日のお世話

胴が長くて足が短い犬と暮らしていると、腰のことが頭から離れなくなります。サラが移動する場所には、迎える前にタイルカーペットを敷いています。散歩コースと違って、家の中はこちらで作り変えられます。11年のあいだに我が家がやめたこと・変えたことは、結局4つでした。

ここに書くのは、家の中でやっていたことだけです。散歩コースの選び方や、腰そのものの見立ては含みません。

腰への負担が気になっている方に向けて、コーギーのサラと過ごした11年間(2009年から2020年)のうち、床と段差と抱き方のまわりで我が家が続けていたことを並べます。私は獣医師でもブリーダーでもペットショップの事業者でもなく、資格は何も持っていない飼い主です。

本記事は2026年7月時点の記録です。腰や関節の状態には個体差があり、特定の方法で腰のトラブルを防げるという趣旨ではありません。

✅ この記事でわかること

  • 我が家が家の中でやめたこと・変えたこと(4つ)
  • 床・段差・遊び方・抱き方をどう扱っていたか
  • 自宅で確認できる4点
  • 11年やってみて、何が言えて何が言えないか

芝生の上を散歩するコーギーのサラ

体型は変えられないので、環境のほうを変えた

我が家のサラは、横から見るとお腹のラインが地面のすぐ上にありました。体型はこちらの工夫では変えられません。だから体ではなく、腰に負担が来そうな運動をさせない、という引き算で考えていました。

とはいえ、何が負担になるかを線引きできていたわけではありません。手がかりは一つだけで、ブリーダーさんから聞いていた、狭い空間で急なターンを繰り返すのは腰への負担になる、という話でした。ブリーダーさんは獣医師ではありませんし、私もその話を確かめたわけではありません。だから室内で走らせて、急に方向転換させるような遊び方は避けていました。獣医師から腰や関節について何かを指導されたことはなく、我が家が持っていた根拠はここまでです。

運動量そのものを減らしたわけではありません。朝夕の散歩は続けていました。減らしたのは歩く量ではなく、家の中で起きる急な動きのほうです。

もっとも、適量は年齢・体格・持病の有無で変わります。我が家の加減がそのまま当てはまる家庭ばかりではないはずです。

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家の中でやめた4つのこと

11年ぶんを並べても、この4つです。特別な道具は使っていません。

家の中で気をつけたこと 具体的にやっていたこと
床で滑らせない サラが移動する場所すべてに、タイルカーペットを敷き詰めた
高い場所の上り下り ソファやベッドには、そもそも上れない状態にしていた
運動のさせ方 腰に負担が来るような運動は、させないように気をつけていた
抱き方 首と腰に無理がかからないよう、都度気にしていた

床・段差・抱き上げ方を、どう扱っていたか

敷いたのは、サラが移動する場所すべてです。今にして思えば、これは滑らせない工夫というより、床に「気にしなくていい範囲」を作る作業でした。サラが急に走り出しても、足元のことは気にせずに済むようになりました。どこまで敷くかは、犬が実際に通る場所を目で追うと決めやすいはずです。

カーペットは毛が絡みます。毎日掃除しても毛だらけでしたから、そこは織り込み済みでした。ただ、賃貸などで床材に手を入れられない住まいもあり、我が家のやり方をそのまま真似できる家ばかりではありません。

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ソファやベッドは、そもそも上れない状態にしていました。上り下りをやめさせるのではなく、上れる場所を家の中から無くしておく。

抱き上げ方に、決まった手順があったわけではありません。首が苦しくないように、腰に負担がかからないように、私は抱き上げるたびに気にしていました。書けるのはそこまでです。支え方が不安なら、かかりつけの獣医師に相談してみてください。

⚠️ 注意

ここに書いたのは我が家の1頭ぶんの運用で、腰や関節のトラブルを防ぐ方法ではありません。歩き方がいつもと違う、段差の前で立ち止まる、抱き上げたときに嫌がる——このあたりに気づいたら、様子を見るより先に、かかりつけの獣医師の受診を選んでください。

今日、家の中で見てほしい4点

我が家が気にしていたことを、自宅で確認できる形にしました。点数をつけるためのものではありません。

📋 自宅で確認できる4点

  • ☐ 犬が毎日通る場所の床は、滑らないか
  • ☐ ソファやベッドに、自力で上れる状態のままになっていないか
  • ☐ 体に負担がかかる動きが、遊びの中に入っていないか
  • ☐ 抱き上げるとき、首と腰に無理がかかっていないか

数字の基準は入れていません。何センチ以上が危ないという線引きは、我が家も持っていなかったからです。

シニアになるまで、腰のトラブルは記憶にない。ただし理由は分かりません

シニアになるまで、サラが腰や関節を痛めることは無かったと思います。記憶に頼る部分なので、あいまいなままの言い方で書いておきます。

ただ、我が家がやっていたことと、結果としてシニアになるまで腰を痛めなかったことのあいだに、因果関係があると言い切ることはできません。腰や関節について獣医師から何かを言われた記憶もなく、専門家の裏づけがあるわけでもないからです。

体質もあったでしょうし、住まいや生活のリズムなど、他の条件が重なっていた可能性もあります。同じことをすれば同じ結果になる、という話にはできません。

床は全面タイルカーペット、ソファとベッドには上れない状態、急な動きは避ける、抱き上げるときは首と腰を気にする。11年で残ったのは、この4つです。シニアになるまでは痛めずに済んだように記憶していますが、この4つのおかげだとは書けません。

家の中の話は、ここまでです。外の段差をどう越えていたかは 階段は絶対抱っこ|主人の過保護が守った、サラの腰の11年 に書き出しました。

腰や関節そのものの見立てには、この記事は踏み込んでいません。書いたのは、床と段差と抱き方のことだけです。歩き方に変化があるときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。受診先を探すなら、公益社団法人日本獣医師会のサイトから地域の動物病院をたどれます。

それでも、家の中でやめたことのリストだけは残ります。やめることには、費用がかかりません。

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