留守番中のコーギーに年中エアコン|共働き家庭の電気代と熱中症対策

1日の流れと留守番

夏のピーク(7〜9月頃)の電気代は、月15,000円〜18,000円でした。共働きで、日中は10時間ほど家を空けていたので、留守番中のサラを暑さから守るには、エアコンを止めないのが一番現実的な方法でした。金額は住まいの広さと契約で変わるので、そのまま当てはまる数字ではありません。11年間、ほぼこの運用のまま変えませんでした。

24時間つけっぱなし。タイマー運用は選ばなかった

以下は共働きの一家庭の運用記録です。

サラは人間が思う以上に暑そうにしていました。室温が「人間にはちょっと暑いかな」というレベルでも、ハァハァと口で呼吸して、床にぺたっと伸びてしまう。

「外出時だけ切る」「タイマー運用にする」といった節電も検討しました。

⚠️ 注意

犬の熱中症は、初期サインを見逃すと急速に重症化する傾向があります。ハァハァと激しい呼吸が続く、よだれが大量に出る、ぐったりして反応が鈍いといった様子が見られたら、自己判断で様子を見ず、早めにかかりつけの獣医師にご相談ください。

夏のエアコン2台・24時間稼働で、月15,000〜18,000円

11年間の年中エアコン生活が始まった頃のサラ(2009年・引き取り直後)
11年間の年中エアコン生活が始まった頃のサラ(2009年・引き取り直後)
項目 夏期(7〜9月頃) それ以外の季節
稼働時間 24時間つけっぱなし 必要に応じて稼働(年中使用)
稼働台数 リビング+主人の仕事部屋の2台 主にリビング1台
電気代の目安 月15,000円〜18,000円 夏期より低め
補助 リビングにファン併用 基本エアコンのみ

留守番中につけていたエアコンはダイキンでした。地域・住戸の広さ・エアコンの機種や年式・契約プランで金額は変わるので、あくまで一例です。それでも、迎える前の家計に「夏の冷房費」の項目を立てる材料にはなるはずです。まず、自宅の去年の夏の電気代を検針票か電力会社のマイページで確かめてください。そこに、夏は止めない前提の冷房費が乗ると考えれば、自分の家での見当はつきます。

冷気は、床まで届かないことがある

エアコンの風は、犬が過ごす床のあたりまで必ず届くとはかぎりません。リビングではファンを回して、空気をかき混ぜていました。犬が寝ている高さで空気が動いているかを見てください。ファンの向きを変えるだけでも、床のあたりの流れは変わります。

もう一つは、ドアの開け方です。主人の仕事部屋は玄関のすぐそばにあり、そこのエアコンをつけておくと、ドアの開き具合で玄関側の「涼しいゾーン」のつながり方が変わりました。

もっとも、この運用ができるかどうかは、住まいのほうで先に決まっています。物件選びで何を優先して何を捨てたかを書いたのが、ペット不可の家を売って住み替えた5年|コーギーのための物件選びで捨てたものです。

それでもサラは、玄関の石張りへ行った

玄関の石張りに寝転んで涼を取るサラ
玄関の石張りに寝転んで涼を取るサラ

エアコンを2台動かしていても、夏のサラは「もっと涼しい場所」を自分で探していました。一番のお気に入りが、玄関の石張りの上です。何度もリビングから廊下へ歩いていって、お腹を石にぴったりつけて、半分目を閉じている。

冷やしていた部屋より、サラが選んでいたのは冷たい床でした。サラの体が求めていたのは冷たい床に直接触れる感覚だったのかもしれません。冷やす設備にお金をかけることと、犬が自分で体を預けられる場所を用意することは、別の準備だったのだと思います。

サラが玄関に通うと気づいてからは、玄関エリアが少しでも涼しくなるように、主人の在不在に関係なく、夏は仕事部屋のエアコンも常時稼働させました。どこを涼しいと感じているかは、その子が自分で選んだ場所を見るのが早いはずです。ただ、どのくらいの暑さで参ってしまうかは、年齢や体調によっても違います。

夏だけカーペットを外す、という手を打たなかった

足腰を守る目的で、サラが移動する場所すべて(リビング・廊下・仕事部屋など)にタイルカーペットを敷いていました。ただ、サラが玄関の石張りばかりに寝に行っていたことを思うと、カーペットの上では涼が取りにくかったのかもしれません。たとえばリビングの一角だけ夏はカーペットを外して、ひんやり素材のクールマットを置く。そういう選択肢もあったはずです。

床材を決めるときは、滑り止めと涼の取りやすさを別の話として並べて、夏に一角だけ外せる敷き方かを見てから決めてください。同じ間取りの家はないので、どこを外せるかは自分の家の動線で判断することになります。

留守番の10時間のうち、室温以外に用意していたもの(水の量や自動給餌器のセット)は、共働きで10時間の留守番|サークル→リビング→完全フリーに変えた11年で扱いました。

よくある質問

24時間つけっぱなしにする必要はありますか

住環境と気候によります。我が家は留守番時間が長かったので、24時間運用を選びました。11年のあいだ、エアコンが故障したことは一度もありません。買い替えも、特別な点検もしていません。ただ、11年動いたからといって、次の夏も止まらないとは限りません。点検をしなかったのは我が家がそうだったというだけで、しなくてよいという意味ではありません。留守番中に止まれば、部屋の暑さはそのまま犬にかかります。マンションの構造・日当たり・地域の気温で必要な稼働時間は変わります。一日のうち最も室温が上がる時間帯の温度計を確認したうえで、余裕をみて判断するのがおすすめです。上階や西日の当たる部屋は、想像以上に上がることがあります。

夏に入る前に、何を確認しておくとよいですか

二つあります。一つは、エアコンの点検時期を夏に入る前に決めておくこと。もう一つは、いざというとき犬を連れて行ける涼しい場所(実家・ペットホテル・人が付き添える車のエアコンなど)を、暑くなる前に洗い出しておくことです。ただ、頼れる先があるかどうかは住まいや周りの環境によって変わります。近くに預け先がないなら、家の中でいちばん涼しくなる部屋がどこかを先に決めておくだけでも、動きやすくなります。

✅ まとめポイント(この夏、先にやること)

  • ☐ 去年の夏の電気代を、検針票で確かめる
  • ☐ 犬が寝ている高さで空気が動いているかを見る
  • ☐ 暑い日にその子が自分で行く場所を知っておく
  • ☐ 床材は、夏に一角だけ外せる敷き方かで選ぶ
  • ☐ エアコンの点検時期を夏に入る前に決める
  • ☐ 暑くなる前に、犬と行ける涼しい先を書き出す
めるる
めるる

もし日中に長く家を空ける予定があるなら、夏の電気代の見積もりだけでも先に出してみてください。金額が見えると、切るか切らないかの迷い方が変わります。

日中に家を空ける時間が長い住まいなら、切る時間を作って調整するより、つけっぱなしの費用を先に家計へ組み込んでしまうほうが、夏ごとに迷わずに済みます。家に人がいる時間が長いなら、留守にする時間帯だけを切り分けて、そこは止めない形から始められます。

【この記事の数字について】本文の電気代は2009〜2020年の我が家の実績で、現在の料金水準を示すものではありません。地域・住戸・機種・契約プランで大きく変わります。犬の熱中症や夏の体調管理に関する個別の判断は、かかりつけの獣医師にご相談ください。熱中症の予防に関する一般的な情報は環境省「熱中症予防情報サイト」で公開されています。2026年7月時点の記録です。

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