コーギーはダブルコート種で、季節の変わり目には大量に毛が抜けると言われています。我が家のサラの場合は換毛期に限らず一年じゅう抜けていて、春と秋にその量がさらに増える、という感じでした。以下は、そのサラ1頭に対して11年やっていた場所別の対策の一覧です。抜け方には個体差があるので、我が家の運用記録として読んでください。獣医師でもトリマーでもありません。
場所別・我が家の抜け毛対策(11年の運用)
| 場所 | 使っていたもの | 頻度 | 実際どうだったか |
|---|---|---|---|
| 床(全面タイルカーペット) | 掃除機 → 粘着クリーナー(コロコロ)の二段構え | 毎日 | 1日空けると、カーペットの目に沿って毛が筋のように残る。掃除機だけでは目に絡んだ毛が取れず、二つ使うのが標準になった |
| サラ本体 | スリッカーブラシ(ピン先にコーティング・玉付きのソフトタイプ) | 毎日 | 部屋に落ちる前に絡め取れる量が大きい。サラは嫌がらない子だったので続けやすかった(ここは個体差) |
| 人間の服 | 粘着クリーナー(玄関に常備) | 外出のたび | 肩・袖・お尻・パンツの裾を転がしてから家を出る。特に黒い服は、何もせず出ると鏡で肩が白いのが分かる |
| 車内 | 後部座席にシートを張る+クレート/掃除は室内と同じ二段構え | 乗せた日 | シートの上・クレート周り・フロアマットに残る。ここを飛ばすと、次に乗る人の服が毛だらけになる |
| 外出時のサラ | 母が手作りしてくれた洋服 | 外出時 | 本来はお腹の汚れ対策。結果として、車内に落ちる毛が物理的に減った |
| サマーカット | — | 11年やらなかった | 勧められたが選ばず。理由は下に |
表に入らなかった3つ
ブラッシングの力加減。 スリッカーブラシは抜け毛を絡め取る力が強いぶん、押し当てると地肌や毛根を傷めます。我が家は手首の力を抜いて、表面を滑らせるように動かすのを基本にしていました。毛玉は引っ張らず、根元から毛先へ少しずつ。最初は短時間から始めて反応を見るのが安全です。皮膚に赤みや傷が出たら中止して獣医師へ。
サマーカットをしなかった理由。 犬友達から「夏は短くした方が楽じゃない?」と言われたことは何度かあります。それでも選びませんでした。ダブルコートの被毛は寒さを防ぐだけでなく、強い日差しから皮膚を守る役割もあると言われていて、刈り込むと日焼けや熱中症のリスクが上がる可能性が指摘されているからです。我が家は「抜け毛対策」と「暑さ対策」を別問題として切り分けました。抜け毛はブラッシングと掃除で減らす。暑さは年中エアコンで対応する(それでもサラは、玄関の石張りのほうが涼しいと言わんばかりに寝転んでいましたが)。一つの手段で両方片づけようとしなかっただけです。どちらが正解というテーマではないので、トリマーや獣医師と相談して決めるのが確実だと思います。
タイルカーペットとダニ。 足腰を守るために全面タイルカーペットにしていましたが、毛が絡みつく素材でもあります。毛を放置するとダニが繁殖しやすくなるので、毎日の掃除はそこも兼ねていました。1枚だけ外して洗える・交換できるのがタイルカーペットの利点なので、汚れが目に見えたら早めに対応していました。家族にアレルギー体質の方がいるご家庭は、特に頻度を落とさないほうが安全です。
お読みいただくにあたって——本記事は我が家のサラ1頭の運用記録で、抜け毛の量や換毛の出方には個体差と季節差があります。本文で触れた紫外線・熱中症のリスク、ダニの繁殖、地肌や毛根への負担はいずれも一般に指摘されている内容で、我が家が確かめたものではありません。皮膚トラブルや抜け毛量の急な変化など、犬の体調に関わる判断はかかりつけの獣医師にご相談ください(動物病院を探すときは公益社団法人日本獣医師会のサイトが参考になります)。人のアレルギー症状は皮膚科・アレルギー科へ。2026年7月時点の記録です。
▶ 夏の暑さ対策の詳細は 留守番中のコーギーに年中エアコン、母の手作り洋服の話は 母の手作り50着超 に書いています。


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