当サイトは、筆者夫婦がコーギー「サラ」と11年間(2009年11月〜2020年12月)共に暮らした実体験をもとに、これからコーギーを迎えたい方・今コーギーと暮らしている方が安心して準備・対処できるよう、迎える準備・お世話・散歩・あるあるを家庭での観察ベースで整理しています。獣医師やブリーダー、ペットショップ事業者ではなく、あくまで一般飼い主の体験と記録をもとに発信しています。
本記事は2026年6月時点の情報です。
子犬を迎える前に、どこから・誰から迎えるかは、その後の十年以上の暮らしを左右する大きな分岐点です。私の場合、関東圏のコーギー専門ブリーダーを探し始めてから、サラと出会うまでに2年の時間をかけました。
この記事では、関東圏で3か所のコーギー専門ブリーダーを訪ね歩いた2年間で、私が見極めの軸として育てていった4つのチェックポイントを振り返ります。これからコーギー専門ブリーダーから子犬を迎えたい方の判断材料になれば嬉しいです。
✅ この記事でわかること
- 関東圏でコーギー専門ブリーダーを2年かけて訪ね歩いた背景と、3か所に絞った経緯
- 犬舎の環境・親犬と兄弟犬・ブリーダーの説明態度・記録の透明性の4チェックポイント
- 「すぐ決めて」と急かす先を候補から外した理由
- 出産間もないタイミングで6匹兄弟から1番に選ばせてもらえた最終的なご縁の話
2年かけて関東圏のコーギー専門ブリーダーを訪ね歩いた背景
マンションの再購入のめどが立った後、私は子犬を実際に迎える2年前から、関東圏のコーギー専門ブリーダー探しを本格的に始めました。住む場所が整ったタイミングで、次のステップに進む段取りでした。
子犬を迎える2年前から本格的にブリーダー探しを始めた
住環境の準備に長い時間をかけてきた経験から、私は迎え入れ先の選定にも同じだけの時間を使うと決めていました。具体的には、ペット可マンションの再購入のめどが立った後、子犬を迎える2年前から、本格的にコーギー専門のブリーダー探しを始めたのです。
当時の私は、コーギーは胴が長く運動量も多い犬種で、迎えた後の体型管理や運動習慣が長期的な健康に影響しやすい傾向があると考えていました。だからこそ、迎え入れ先を妥協せずに選ぶことが、サラのその後の11年12年を支えるという気持ちが強かったのです。住環境の準備に5年以上かけた感覚と同じで、ここでも「迎えるための準備」をたっぷり取りたかったというのが正直なところです。
関東圏で評判の良い候補を3か所まで絞り込んだ
関東圏のコーギー専門ブリーダーを探し始めて最初に取り組んだのは、候補の絞り込みでした。雑誌やインターネットで情報を集め、コーギー専門で評判の良い先をリストアップし、最終的に3か所まで絞り込みました。
候補を3か所まで絞った後は、それぞれに何度も足を運びました。1回の訪問では見えないことが、2回目・3回目で見えてくる場面が多かったのです。自宅からの距離よりも「信頼できるか」を優先して候補を選んだので、片道で時間がかかる先にも、必要なら何度でも通うつもりで動いていました。
チェックポイント①|犬舎の環境と親犬・兄弟犬の様子
3か所の候補に通う中で、私が最初の見極め軸にしていたのは、犬舎の環境と犬たちの状態でした。子犬の可愛さに目を奪われる前に、見るべき場所がたくさんあると考えていたのです。
犬舎の清潔さ・におい・換気・スペースを毎回確認した
犬舎を訪ねるときは、毎回必ず犬舎全体の状態を確認していました。具体的にチェックしていたのは、犬舎の清潔さ・におい・換気状態・スペースの広さの4点です。床や壁の汚れ、空気のこもり方、犬一頭あたりに確保されているスペースなど、目で見て鼻で感じられる情報を、自分なりに整理しました。
犬舎の環境を毎回確認することにこだわった最大の理由は、コーギーは皮膚や被毛のコンディションが住環境に影響を受けやすい犬種という側面があると感じていたからです。子犬時代を過ごす場所の衛生状態は、その後の体質形成にも関わるという話を、いくつかの情報源で見ていました。可愛い子犬の前に立つ瞬間は誰でも心が動いてしまうので、先に「環境を見る目」を作っておく必要があると、自分に言い聞かせていました。
親犬に必ず会わせてもらい、体格・毛色・性格・人への慣れ方を見た

3か所のコーギー専門ブリーダーでは、いずれも親犬に会わせてもらいました。私が見ていたのは、親犬の体格・毛色・性格・人への慣れ方の4点です。子犬は親犬から多くを受け継ぐ傾向があるため、親犬の様子は、迎えた後の暮らしを想像する貴重な手がかりでした。
親犬の人への慣れ方を見るときは、犬舎のスタッフや見学者である私への反応をじっくり観察しました。落ち着いて挨拶してくれる親犬もいれば、距離を取りながらも穏やかに振る舞う親犬もいて、それぞれの個性が見えてきます。あくまで個体差や育成方針による部分は大きいですが、親犬の穏やかさ・人慣れの程度は、子犬の社会化のしやすさに影響する可能性があると感じていました。
兄弟犬や人との接し方から子犬の社会性を確かめた
子犬そのものを見るときは、その子犬が兄弟犬や人とどう接しているかを、できるだけ時間をかけて観察しました。兄弟と遊ぶときの距離感、おもちゃの取り合いでの引き際、初めて会う人への近づき方など、性格の輪郭が少しずつ見えてくるからです。
「可愛いから選ぶ」のではなく、「一緒に暮らしたら相性が良さそうか」という基準で見るには、子犬同士のやり取りを観察するのが一番だと感じていました。あくまで個体差は大きいですが、兄弟の中での立ち位置や、人への寄り添い方には、その子の性格のヒントが詰まっています。
チェックポイント②|ブリーダーの説明態度と健康リスクの開示
環境と犬の様子と並んで、私が大切にしていたのが、コーギー専門ブリーダー本人の説明態度でした。良いことだけでなく、デメリットや注意点まで率直に話してくれる方かどうかは、長く付き合う上で外せない軸でした。
質問への正直さ・デメリット開示を重視した
3か所のコーギー専門ブリーダーに通う中で、私はかなり細かい質問を重ねていました。具体的には、子犬の食事内容・運動量の見通し・しつけのスタートライン・将来の体重の目安・性格傾向など、思いつく限りの疑問を率直に聞いていったのです。
質問を重ねる中で見えてきたのは、ブリーダーごとの説明の質と姿勢の違いでした。良いことだけを並べる先と、デメリットや想定される困りごとまで丁寧に話してくれる先とでは、安心感がまったく違ったのです。私の場合は、デメリットを正直に共有してくれる方の方が、長期的に頼れる印象が強く残りました。コーギーと暮らすという話は、11年・12年というスパンの話なので、最初の段階で何でも話せる関係性かどうかを、自分の中で大事な基準にしていました。
コーギー特有の腰の負担についてどこまで理解しているかを聞いた
3か所のブリーダーには、コーギー特有の腰やヘルニアのリスクをどこまで理解し、どんな対策をされているかを必ず質問しました。コーギーは胴が長く足が短い体型のため、腰への負担がかかりやすい犬種と言われている側面があるため、ブリーダーがその点を認識しているかは、私にとって重要な見極めの軸だったのです。
質問への回答は、ブリーダーによってかなり差がありました。育成段階での運動方法、床材の工夫、体重管理の考え方など、具体的に話してくれる方もいれば、一般論で終わってしまう方もいたのです。気になる症状や個別の健康判断は、必ずかかりつけの獣医師にご相談いただきたい領域ですが、迎え入れ先がリスクを認識して育てているかどうかは、子犬が我が家に来る前の土台として、私はかなり重視していました。
⚠️ 注意
子犬の健康・体質に関する個別の判断は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。本記事はあくまで一般飼い主の体験と見極めの軸の記録です。コーギーの体型に関する特性や留意点も、最終的な健康判断は獣医師に委ねる前提でお読みいただければと思います。
チェックポイント③|記録の透明性と「急かさない」姿勢
説明態度に続いて私が重視したのは、記録の見せ方と、こちらの判断を尊重してくれる姿勢でした。書類が揃っているか、急かされずに考える時間をもらえるかは、信頼できる迎え入れ先を見分ける具体的なサインだと感じていました。
健康診断・血統書・ワクチン接種記録をきちんと提示してくれるか
3か所のブリーダーには、健康診断の結果・血統書の有無・ワクチン接種記録について、必ず確認させてもらいました。記録の有無そのものだけでなく、求めたときにすぐ提示してくれるか・口頭ではなく書面で見せてくれるかという点を、自分なりの目安にしていたのです。
記録が整っているかどうかは、コーギー専門ブリーダーが日々の健康管理をどれくらい計画的に進めているかを映し出す鏡のようなものでした。私の場合は、健康診断の記録を綴じたファイルを丁寧に見せてくれた先と、出すまでに時間がかかった先とで、安心感に大きな差を感じたのを覚えています。最終的には、書類が揃っていて、こちらの質問にもその場で答えられる先を信頼できると判断する材料にしていきました。
値段の安さや「すぐ渡せる」「すぐ決めて」と急かす先は候補から外した
2年の探索の中で、私は値段の安さや「すぐ渡せる」「すぐ決めてください」と急かすような先は、はっきりと候補から外していきました。判断を急かされる場面で出会いを決めることは、長期的に見て後悔につながりやすいと感じていたからです。
急かさない姿勢を持っているかは、迎え入れ後の関係性にも影響すると考えていました。引き取り後に質問が出てきたとき、丁寧に答えてくれる関係性を最初から積み上げられるかどうか。そこには、初回のやり取りから一貫した態度が現れるはずだという感覚があったのです。あくまで個別の事情はあるかもしれませんが、選ぶ側の私自身が、自分のペースで考える時間を確保できる関係性を大事にしていきました。
4つのチェックポイントの整理
言葉だけでは伝わりにくい部分もあるため、2年の探索で育てていった4つのチェックポイントを表にまとめます。これからコーギー専門ブリーダーから迎えたい方は、自分なりの優先順位を考える叩き台にしてみてください。
| チェック軸 | 具体的に見たポイント | 私の判断軸 |
|---|---|---|
| ①犬舎の環境と犬の様子 | 清潔さ・におい・換気・スペース・親犬の体格と性格・兄弟との接し方 | 可愛さの前に、環境と犬の状態を毎回確認 |
| ②説明態度 | 質問への正直さ・デメリットの開示・腰の負担への理解と対策 | 良いことだけでなく注意点も話せる関係性 |
| ③記録の透明性 | 健康診断・血統書・ワクチン記録の有無と提示の早さ | 書面で揃っており、求めたときに見せられるか |
| ④急かさない姿勢 | 「すぐ決めて」と言わない・値段の安さで押してこない | 自分のペースで考える時間を尊重してくれる |
💡 ポイント
4つのチェックポイントは、優先順位を一律にする必要はありません。家族構成・住環境・コーギーとの暮らし方の希望によって、重みは変わってきます。大切なのは、複数の軸を持って通うことで、可愛さの感情だけで判断を急がないようにすることだと感じています。
6匹兄弟から1番に選ばせてもらえたご縁|決め手の最終要素
2年の探索の末、私が最終的に縁を結んだのは、ある関東圏のコーギー専門ブリーダーさんでした。これまでの4つのチェックポイントを満たした上で、もう一つ大切にしたのが「この人から迎えたい」と思える人としての縁でした。
出産間もないタイミングで6匹兄弟から1番に選ばせてもらえた

あるブリーダーさんから、出産間もないタイミングで子犬を選ばせていただけるご縁をいただきました。具体的には、6匹兄弟の中から、私が1番に選ばせてもらえる、という形でお話が進んだのです。これまでの2年の通いと、その先での丁寧なやり取りが土台になった、私にとって象徴的な瞬間でした。
1番に選ばせていただけるという話をいただいたとき、私は単純に嬉しいと感じる一方で、責任の重さも同時に感じていました。これから11年12年を共にする家族を、自分が最初に選ぶ。その重みは、訪ね歩いた2年の時間を改めて意味あるものにしてくれたように思います。最終的に選ばせてもらったのは、私の手の中で安心して眠ってくれた一頭で、それが後にサラと名付ける子になりました。
引き渡しまで数回通い「この人から迎えたい」と思える縁を確かめた
選ばせていただいた後も、引き渡しまでに数回ブリーダー宅へ通いました。母犬や兄弟犬と過ごす子犬の様子を見守りながら、最終的に「この人から迎えたい」と思える縁を、自分の中でもう一度確かめていく時間でした。サラはブリーダー宅で2か月育ててもらってから、2009年11月に我が家に来てくれました。
よくある質問(コーギー専門ブリーダー選び編・実体験ベースのQ&A)
関東圏でコーギー専門ブリーダーを探すとき、何か所くらい候補を見るとよいですか
私の場合は、関東圏で評判の良い先をリストアップし、最終的に3か所まで絞って訪問しました。3か所というのは、比較のしやすさと、移動の現実的な負担を両立できる数だと感じています。多すぎると比較軸がブレやすく、少なすぎると相場感がつかみにくいというのが、2年通って気づいたバランスでした。1か所ずつ何度も足を運ぶことで、初回では見えない部分が必ず見えてきます。期間の長さよりも、複数回訪問する習慣を持つことの方が、私にとっては効きました。あくまで一つの目安として、参考にしていただければ嬉しいです。
子犬の可愛さに流されずに見極めるコツはありますか
私が意識していたのは、子犬の前に立つ瞬間ではなく、その前と後の時間に判断の軸を持つことでした。訪問する前に「今日はこれを見る」と決めておき、訪問後に「実際どうだったか」をメモする習慣をつけていたのです。子犬と対面した瞬間はどうしても心が動きますが、その前後の冷静な時間を確保することで、感情だけで決めないようにできました。可愛さに動かされること自体は自然なことだと思います。大切なのは、その感情を否定するのではなく、別の軸を同時に持っておくことだと感じています。
「すぐ渡せる」「すぐ決めて」と言う先は本当に避けた方がよいですか
私の場合は、急かす先は明確に候補から外しました。判断を急かされる場面では、こちらの考える時間が削られ、長期的な相性を冷静に見極めにくくなるからです。もちろん事情はそれぞれありますし、すべての急かしが悪意とは限らないかもしれません。ただ、私の経験では、急かさず時間をくれる先の方が、引き取り後のサポートも丁寧だった印象があります。家族として迎える子犬の話なので、選ぶ側の自分が納得するペースを確保できる関係性を大事にしてほしいと思います。これからコーギー専門ブリーダー選びを進める方は、ぜひ「自分のペースを尊重してくれるか」を判断軸の一つに加えてみてください。
健康診断や血統書、ワクチン記録はどこまで確認するべきですか
私の場合は、3か所のブリーダーに対して、健康診断の結果・血統書・ワクチン接種記録を必ず確認させてもらいました。記録の有無だけでなく、書面で残されていて、求めたときにすぐ提示できる状態にあるかどうかをチェックしていました。これらの記録は、ブリーダーが日々どれくらい計画的に健康管理をしているかを映す鏡のような存在です。個別の医療判断や接種スケジュールについては、迎えた後にかかりつけの獣医師に相談することが大切ですが、迎える前の段階で「記録が整っている先かどうか」を確認しておくことは、私にとって安心の土台でした。
まとめ|2年かけたから「この人から迎えたい」と思えた
関東圏のコーギー専門ブリーダーを2年かけて訪ね歩いた経験は、振り返ると、子犬を選ぶというよりも、迎え入れ先を選ぶ時間だったのだと思います。犬舎の環境・親犬と兄弟犬・説明態度・記録の透明性という4つのチェックポイントは、その時間の中で自然と育っていきました。
これからコーギー専門ブリーダーから子犬を迎えたい方には、最初から完璧な軸を持つ必要はないと伝えたいです。通う中で軸は育ちます。大切なのは、急がず、感情だけで決めず、自分の中で納得できる関係性を見つけるための時間を惜しまないことだと感じています。
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✅ まとめポイント
- マンション再購入のめどが立った後、子犬を迎える2年前から関東圏のコーギー専門ブリーダー探しを本格化
- 評判の良い候補を3か所まで絞り、自宅からの距離より「信頼できるか」を優先して通い続けた
- 犬舎の環境(清潔さ・におい・換気・スペース)と、親犬・兄弟犬の様子を毎回確認
- ブリーダーの説明態度(デメリット開示・腰の負担への理解)と、記録の透明性(健康診断・血統書・ワクチン)をチェック
- 「すぐ渡せる」「すぐ決めて」と急かす先は候補から外し、自分のペースで考える時間を尊重してくれる先を選んだ
- 出産間もないタイミングで6匹兄弟から1番に選ばせていただき、ブリーダー宅で2か月育ててもらってから、2009年11月にサラを迎えた
4つのチェックポイントは、書き出してみるとシンプルですが、実際に2年通い続ける中で初めて自分の言葉になっていったものでした。これから探す方には、ぜひ通う時間そのものを大切にしてほしいと感じています。

めるる
2年かけて訪ね歩いた時間は、結果として、サラを迎えた後の11年間の安心感の土台になりました。あの2年がなかったら、何かが起きたときの判断が、もう少し揺らいでいたかもしれません。準備の時間は、迎えた後の暮らしの強度を決める投資のようなものだと、今でも思っています。
※コーギー専門ブリーダー選び・健康判断に関する個別の判断は、各専門機関の最新情報や、お住まいの自治体の窓口、かかりつけの獣医師にもご相談ください。動物の販売・飼養に関する基本ルールは、環境省自然環境局のウェブサイトで公開されています。獣医療や動物病院に関する情報は、公益社団法人日本獣医師会のウェブサイトも参考になります。犬の血統登録やコーギー専門のブリーダー検索の制度については、一般社団法人ジャパンケネルクラブのウェブサイトもご確認ください。


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